ブラジルの赤い土
Home
 ブラジル旅行bQ

1985年9月17日(火)
 朝、ジュアゼイロ-BAのバスターミナルに到着。行程504km。市内バスでサンフランシスコ河のほとりで降り、人に聞きながらやっとコチア産業組合の事務所にたどり着く。それにしても道案内をしてくれた人たちは、みんな親切で感激します。
 午前中、河の対岸ペルナンブーコ側のプロジェクトであるアエロフロール社のトマト、きゅうりの種を取る農場を見学する。風が強いためカンナ(サトウキビ)に似たカッピンを防風用に植えています。またこの地方は乾燥地帯でサンフランシスコ河からの取水による灌水農業は塩基障害がでるので排水溝を掘る必要があるようです。
 午後、80kmほど離れたクラサにあるイタリアぶどうのプロジェクトを見学。温暖な気候のため収穫は年に2回だそうです。農地は30haでぶどうは作付け後2年目で今回初めて本格的な収穫に入るようです。組合には冷蔵倉庫も出来ていてぶどうの作付けを増やしていく予定です。それまでは加工用トマト、メロンなどもやっています。サンパウロ州やパラナ州からの移住がほとんどで若い独身青年もおり29家族が力を合わせて頑張っておられます。
 クラサ営農団地の野崎 氏宅泊。

9月18日
 営農団地を見学後サンフランシスコ河からの取水口の巨大な吸水ポンプのモーターを見学。午後から近くの小規模(3〜5ha)の灌水農業のプロジェクトの見学。こちらは日系でない人が対象で綿花、フェジョン(インゲン豆)などを作っています。ここの営農団地も電気があり、車もみんな持っています。こちらのほうが私向きのような気がしました。
 ペトロリーナ-PEのコチア産業組合の職員宿舎泊。

9月19日
 真良 技師に案内してもらいジュアゼイロのメルカードに行きました。大きなワニを解体していたり、ピンタードやピラニアなども売っていました。野菜は種類も少なく肉はヤギ肉が多かったです。この地方は乾燥地なので牛の牧草が育たないからです。
 午前中にもう一人の旅の道ずれである小沢 高志君がバヘイラス-BAから2晩かけてジュアゼイロにやって来て落ち合うことが出来フルメンバーの3人となりました。
 屯所 氏の農園ではマンゴーとメロンを作っておられます。マンゴーはアーデン系が実つきが悪くて苦労されているようでしたが、お宅でご馳走になったアーデン系のマンゴーは最高に美味でした。出荷するためには輸送で傷まないように早めに(完熟する前に)収穫するのですが、農家で食べるものは完熟させてから収穫するので味が全然ちがいます。ここのところが私が自分で作りたい理由のひとつです。
 この地でも大農場の一つである山本 氏の所ではワイン用のぶどう園もありワインを作ろうとされていました。試作用のワインを冷蔵タンクから汲んでもらい、ご馳走になりました。
 サンフランシスコ河のソブラジーニョ発電所にも案内してもらいました。広大なダム湖はスゴイの一言。帰りに塩漬けのヤギ肉をつまみに飲んだビールは最高でした。夜は白木 技師宅でピラニアを白木 氏自らたたきにしてご馳走になり、これまた美味でした。

  
 ジュアゼイロのメルカードにて

  
 アーデン系のマンゴー           ぶどう園で白木 技師の説明


走水灌水の玉ねぎ、小沢 君とともに

9月20日
 午前3時、べレン-PAに向け1時間遅れでテレジーナ-PI行きのバスに乗る。昼の暑さが夜には気温がずいぶん下がり、待っている間は寒さに震えていました。海岸地帯と違い内陸部の気候の厳しさを体験できました。
                                    
上に戻る                次のページ










Top
Next