“鴨沂高校の校舎建て替え” 2013/6/24
昨日のホームカミングデイに参加してきました。
取り壊しを目前にしてこの企画を運営してくださった関係者の皆さんに、お礼を
申し上げます。
ありがとうございました。
在校時には気づかなかった鴨沂の良さが解るまでは暫くかかりましたが、
引き繋いでいってほしいものもあります。
子どもが鴨沂に通わなかったので42年ぶりに行ったのですが、変わっていないところ
変わってしまったところとありました。
曲線をうまく取り入れた建築デザインや木の温もりを感じさせる内装デザインは
時とともに益々味がでてきてました。やはりあの校舎には鉄製のパイプフレームの
椅子や机は合わないと思いました。維持費の関係で仕方がないとも思うのですが。
でも、新体育館で当時の机といすを見つけた時はうれしかった。
今のところ、新しい校舎がどのようなものになるのかは未定だそうですが、今の
校舎を設計された精神性は引き繋いでいってほしいと願うばかりです。
“日本国憲法と国際連合憲章” 2013/5/4
二度の大戦を経験し人類がたどり着いた英知が日本の憲法であり
国連の憲章だと思います。
それらが書かれて70年近くになりますが、大きく変わってきたこと、
全く変わらずに来ていることがあります。
変わったことは、通信手段や交通の発達により人と人とのコミュニケーション
が容易くなったこと。宇宙開発のおかげで地球がひとつの限りある星であるという
認識の下、環境問題がクローズアップされてきていること。
変わらないことは、人間の性というか業というか、そういうものです。
去年の3月に自家用のモーターサイクルを手放して、最近は自転車生活の
日々なのですが、ぼくの目から見ると、国境線をめぐりお互いの国がいかに無駄な
燃料を使っているか、あきれるばかりです。
また、軍備競争では資源の無駄な浪費がされていることでしょう。
平和が如何に大切かが良くわかります。
その大切な平和を守るために、抑止力を高めるために使われている資源や
情熱をもっと違うものに向けて、もっと美しいもの、美しいくに、美しい世界に
出来れば良いのに。
それを世界に向けて発信できるのは、2回も原爆を落とされ、4機の原発の
重大事故を起こした日本でこそ出来ると思うのです。
“京都クラフトセンター閉店” 2007/11/9
2008年の1月末で閉店となります。
協同組合 京都クラフトセンターが祇園のABLで営業を始めたのが
1981年ですから26年経ちます。
ABLは槇 文彦氏設計の建物では京都で最初のものだそうで、
現在のビルオーナーが建て替えの為に閉店となったわけです。
設立当初からのメンバーの一人として、また現理事の一人として
今後の展開を模索しているところです。
協同組合としてスタートしたのが1973年で設立当時30代であった
メンバーも現在は70代、代替わりしているメンバーもいるわけで
時代とともにうまく変わっていけるかどうか、それができないとなれば
協同組合自体の解散もあるわけですが、私自身としては
自己変革しながら続けて生きたいと思っています。
クラフトセンターを愛していただいた多くの方々にお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
“ウインターゲームス” 2006/2/28
冬季オリンピックが金メダルひとつという結果で終了しました。
荒川選手おめでとうございます。でも私にとっては、
どこの国がメダルを幾つ取ったかなどはあまり興味がありません。
ウインターゲームというものが身近な存在ではなかったので、ほとんど
経験もありません。雪のなさそうな国からの参加が増えてきたことや、
スピードスケート500mで黒人の選手が勝ったことが印象深かったです。
また、カーリングが結構おもしろいという事を知りました。
国内では競技人口も多くはないはずなのに、なぜメディアは騒ぎ
立てているのか分りません。地元イタリアでもメディアはクールでサッカー
の記事の方がずっと多いとか。
私は今でもサッカーをしているのですが、スポーツというのは身近に
楽しむことが出来るというのが大事なことだと思います。
今年、J1に昇格したパープルサンガのおかげで京都にもサッカー専用
スタジアムの建設計画もあるのですが、それはそれであれば楽しいの
ですが、もっと身近な所にグランドが欲しいと思うのです。
去年改装された人工芝の下鳥羽グランドのようなものが、人口20万に1面
ぐらいは欲しいものです。ジュニアからシニアまで男性も女性も多くの人が
楽しんでスポーツが出来る事が健康な街にもつながる事でしょう。
“2005年も残りわずか” 2005/12/27
今年も残すところあと5日となりました。消防団員をしているので年末は
特別警戒で夜回りをしています。京都市の消防団はだいたい小学校の
校区ごとにあって、私の属する消防分団はおかげさまで去年より無火災
で過ごせております。
あと今年より住んでいる地域の氏神様である田中神社の氏子総代の
役員をするようになり、新年を迎える準備としてしめ縄を変えたり本殿の
掃除の奉仕も先日行いました。
また、防犯推進委員として出町柳や百万遍の交差点で自転車の点灯を
呼びかけるパトロールを加茂大橋派出所のお巡りさんと一緒にしたりも
しています。
なんでこのような地域のボランティア活動をするのかというと、気持ちよく
安全安心に毎日をすごしたいと思うからです。近年、子どもたちが街中で
安心してすごせなくなっている状況は地域に大人の目が行き届かなくなっ
ているからです。
みなさんも地域のボランティア活動をなさってみてはいかがでしょうか。
しんどい事もありますが、楽しい事もあります。
私たちの生活は自らの手で守って行かなくてはね。気持ちよく住むために。
“2004年を振り返って” 2005/1/3
2004年の5月にこのウェブサイトを立ち上げる事が出来たおかげで、
色々とお問い合わせを頂きました。すでにロンドンには型染め和紙を
発送する事ができ、今フランスに送る型染め和紙の製作中です。
コネチカット州(U.S.A.)からも問い合わせがあり、国内だけでなく海外からも
型染め和紙に興味を持って頂いているのは嬉しいかぎりです。
去年も色々なことがあった1年でしたが、地球温暖化の影響か天候が
変化してきているのが気になります。特に雨の降り方が激しくなってきています。
かつてブラジルにいたときベレンの街路の排水溝がすごく大きかったのに
驚きましたが、熱帯地方の雨の降りかたに対応していたのでした。
日本では排水溝の設計にそのような雨を想定していないので雨水が
あふれることになるのです。 またそのような雨で山では崖崩れなども
多かったのですが、私たちの周りに本物の自然が残っていないのではと
危惧されます。植物学者の宮脇 昭氏が言っておられる‘潜在自然植生’に
ついて考えさせられます。また宮脇氏は次のようにおっしゃっています。
『やっぱり本物がいい。本物とは厳しい条件に耐えて長持ちする物です。』
私のしている事は本物か。作っている物は本物か。住んでいる街は本物か。
かかわっている社会は本物か。身を寄せている環境は本物か。
よく考えていかねばと思っています。
“大阪デザインフォーラム” 2004/5/30
中ノ島の中央公会堂で開催されるこのフォーラム、今回で5回目です
が私は昨年の第1回、第2回につづき3度目の出席でした。
フォーラムのコーディネーター、喜多 俊之さんとは2001年の秋、
京都クラフトセンター・ウィンドウギャラリーの企画展以来、
お付き合いさせていただいています。京都のものづくりの仲間数名で
事務所におじゃまして、お話を伺ったり、アドバイスをしていただいたり
しています。
フォーラムの内容としては、大体いままで喜多さんから伺っていたもの
なのですが直接なまの声を海外の方々から聞けるということは、
大きいと思います。
イタリアのデザインの凄さ、中国、韓国、台湾の熱気がよくわかります。
今ものを作るときに、オリジナルで高品質でないと生き残れないと、
よくいわれるところです。われわれもの作りにとっては、
一生勉強は続きます。定年はないのです。
ほたる ” 2004/5/25
昨日、協同組合京都クラフトセンタ−の総会と懇親会が河原町三条の
ホテルでありました。いつものように自転車で行ったのですが、
帰りに鴨川の河川敷を走っていると、ほたるが数匹とんでいました。
子どもの頃には鴨川から500mほどのわが家にも、ときどきとんできた
ものでした。一時は川が汚れて見なかったのですが、最近いろんな人
のおかげで、また見かけるようになりました。ほたるを見ると、
なんかほっとします。
夜は、あかるすぎない方がすきです。街や通りはすこし暗くても安全な街
であってほしいものです。
20代に訪れた八重山の離島の夜は暗かったけれど、とてもリラックスできた
ものでした。鳩間は住人が30人ほど、周囲4kmのハブのいないその島で
毎夜、酔っ払ってうろついていたものです。ただ当時は水道はなく
電気も島に発電機が1台あるだけで、24時間なかったけれど・・・。
ものの豊かさと、人の心のゆたかさとはイコールしないものだと
あの頃より思い続けています。
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